このコーナーでは、各事業所で実際に働く方に焦点を当てた社員インタビューをお届けします。今回は、株式会社大真 物流業の前田さんにお話を伺いました。株式会社大真は岡山市南区万倍にあるダイシングループの中核企業です。
「ドライバーとのコミュニケーションを常に大切にしています」
ニコ 前田さんは、これまでにどのようなお仕事をされてきたのでしょうか?
前田 高校卒業後、最初はアルバイトをしていました。その後、派遣で工場勤務を経験。その頃に現在の社長である大塚から猛烈にアプローチを受けて、共に働くことになりました。当時はまだ会社も設立してなかったんですけどね。
ニコ 社長とはどのような関係だったんですか?
前田 高校の同級生で、仲の良い友達でした。まさか一緒に仕事をすることになるとは思ってもいませんでした(笑)
ニコ とても長いお付き合いなんですね! 当時はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
前田 小型のバンで配送業務を担当していました。メンバーは4~5人ほど。社長も4tトラックを乗りこなして現場をこなしていましたよ。まだ会社が正式に設立される前で、みんなで力を合わせて仕事をしていました。
ニコ 今はどんなお仕事をされていますか?
前田 現在は運行管理者として、ドライバーの乗務割(運行計画)作成やトラックの点検、代走対応などをおこなっています。代走対応が特に重要な仕事ですね。トラックがなんらかの理由で動かなくなった場合に、代わりのトラックを持っていかなければいけないんです。どんな時間帯でも、どんな状況でも、荷物を確実に届けなければならないので、すぐに対応するようにしています。今では深夜や早朝でも、ワンコールで電話に出られるようになりました。
ニコ すごいですね! これまでのお仕事で特に印象に残っているできごとはありますか?
前田 岡山から仙台まで荷物を運んだときですね。片道12時間かけて荷物を届け終えたときはものすごい達成感がありました。
ニコ 12時間も! そういった長距離の運転中は、どうやって過ごされるんですか?
前田 音楽を流したり、他のトラックドライバーと電話を繋いで道路状況を共有したりしていますね。長時間の運転だからこそ、状況を共有して助け合うことが大事です。
ニコ なるほど〜。では、働く中で特に気をつけていることはありますか?
前田 ドライバーとのコミュニケーションを常に大切にしています。一緒に食事に行ったりして、普段から関係を築くように心がけています。お互いに助け合える環境を作ることが重要だと思っています。
ニコ すばらしいですね! お客様との印象的なエピソードはありますか?
前田 これは配達中の出来事なんですけど、凶暴なドーベルマンに遭遇したことがあって(笑)。インターホンを鳴らした瞬間、その犬がすごい勢いで駆け寄ってきたんです。思わず逃げ出しましたが、飼い主さんが出てきて事なきを得ました。あんなに怖い思いはもうしたくないですね(笑)
ニコ お客様とのやり取りもいろいろと大変なんですね(笑)
「助け合いの精神が根付いている。この会社には、見て見ぬふりをする人がいないんです」
ニコ 事業所の仲間のみなさんについてはどんなふうに思われていますか?
前田 まずは働いてくれていることにとても感謝しています。みんな助け合いの精神が根付いていて、だからこそ安心して仕事ができています。お互いが支え合う環境があるからこそ、日々頑張れるんです。
ニコ それはすばらしいことですね。大真という会社の魅力はどんなところだと思いますか?
前田 やはり「助け合い」の文化ですね。この会社には、見て見ぬふりをする人がいないんです。ドライバーは基本的に個人プレーが多いですが、積み場所がかぶったりしたとき、全然話したことがないドライバーでも「大真のトラックだ!」って気づいてくれて、「手伝うよ」って声をかけてくれるんです。そういった助け合いの精神が本当にありがたいし、会社の魅力だと思っています。
ニコ 素敵ですね! では、新人の頃の自分にメッセージを送るとしたら、どんなことを伝えますか?
前田 「運行管理者の資格を早く取れ!」ですね。この資格を取ると、物流業についての知識が増えて、業務の効率がぐっと上がります。自分も楽になるし、仕事をスムーズに進めることができます。
ニコ 株式会社大真の物流業を今後どのようにしていきたいですか?
前田 人員を増やして、より強固な組織にしていきたいですね。それによって業務もスムーズに進み、さらに良いサービスを提供できるようになると思っています。
ニコ 前田さん、貴重なお話をありがとうございました! これからのご活躍も楽しみにしています。